2011年12月17日土曜日

2011年4月13日水曜日

「マリアの骨」 鳴海章 著


4月12日、札幌日帰り出張のJR車中で読み切りました。長編警察小説で連続娼婦殺人事件、ベテラン刑事と新米刑事のコンビが犯人を追い詰めていく刑事ドラマの王道ですが。ゆっくりと静かに始まり、じわじわと読者を物語の中へ引きずり込んで行く、詳細な作り込みで飽きさせない一気に読ませて、結末は後味が悪いのかな?と思いきや、、、、。満足の長編警察小説です。期待以上の作品でした。☆☆☆

2011年4月11日月曜日

「骸骨ビルの庭」上,下


「骸骨ビルの庭」上・下 宮本輝 著

戦後混乱期の大阪を舞台にした、戦争孤児とその子らに無償の愛を持って育て上げた2人の男性を通して家族愛や人間の絆を現代人に問いかけた物語。
仕事が忙しくて、この本にのめり込んだら大変なことになると思いながらも、引き込まれていく意志の弱さと作者の魅力、本文の随所に盛り込まれた人生訓の様な文章、たとえば「人間は変われない生き物なのだ。自分の人生を決める覚悟は、一度や二度の決意では定まり切れるものではない。何度も何度も、これでもかこれでもかと教えられ、叱咤され、励まされ、荒々しい力で原点にひきずり戻され、そのたびに決意を新たにしつづけて、やっと人間は自分の根底を変えていくことができるのだと思う」だとか、さすが宮本輝さんだねと感心してしまう小説でした。☆☆☆☆

2011年3月17日木曜日

東北関東大震災

東北関東大震災で被災された全ての方々に、深い悲しみとともに心からお見舞い申し上げます。
また、被災地等で救助や復旧に力を尽くされている全ての人たちはもちろんですが、東京電力の福島原発で我が身の危険を顧みず、復旧と消火作業に当たられている東電社員や関連会社の皆さん、自衛隊、消防等、勇気と尊厳をを持った無名のヒーロー達がいることを、私たちは忘れてはならない。被害の無かった地域に住んでいる自分たちに何が出来るのか、国民全員が自問自答すべき時であると思う。

2011年3月7日月曜日

3/7ホロシリ岳

今朝、中札内の現場からの帰り、あまりにもきれいで車止めてしばらく見てました。とかちに住んでてよかったなと感じるひとときです。

2011年3月1日火曜日

誰も守ってくれない

From Evernote:

誰も守ってくれない

「誰も守ってくれない」DVD紹介
佐藤浩市主演の以前に容疑者尾行中に幼児を巻き込んで見殺しにしてしまった心に傷を持つ刑事が犯罪容疑者家族の少女を保護を命じられ、マスコミや世間から逃げて居場所を転々としながら心を通わして行く人間ドラマ。派手なところは無いけど、考えさせられる社会派ドラマかな。☆☆☆☆です。

2011年2月25日金曜日

うどん屋、初体験!
昨日、「さぬき、大鶴うどん」行ってきました。場所は帯広市西24条南2丁目 白樺通りに面して北側。白樺通り挟んで南西にセイコーマート西帯があります。蕎麦屋さんは良く行きますが、うどん屋さんは初めてで、知り合いに勧められて行ってみました。お店はセルフサービスで、うどんの他に、いなり寿司や巻き寿司、おにぎりもあって確か一個80円だったかな。うどんにのせるトッピングも豊富で、タレは見た感じ薄いのかと思いきや、そんなこともなく濃すぎず薄すぎず、ちょうど良い味でした。私はきつねうどんといなり寿司1個で満腹になりました。うどんは500円からだったと思います。営業時間は11時から3時まで定休日は月曜日。私は11時30分過ぎに行きましたが、次から次ビジネスマンから家族連れまで入って来ていて結構知られているんだなあと思いました。疲れた胃には、あっさりしたヘルシーなうどんはぴったりなのでしょうね。


2011年2月21日月曜日

「きみに読む物語」

「THE NOTEBOOK」原題。2004年アメリカ作品。
昨年後半から、やや一週間に2本の割合で、映画DVDを借りて鑑賞してます。若いときには、映画館に足繁く通い映画三昧の日々を送っていました。北海道に帰ってきて結婚して家族を持ち、仕事と日々の雑多な事に流され、ふと気づくと映画ばかりでなく読書からも離れてしまっていた。心の宝物様な物がが枯渇してしまってる事に気がついた。そんな訳でジャンルに関係なくどんどん観ていこうと決めました。読書も同じく始めました、また次の機会にお話します。
シンプルで解りやすい、でも薄っぺらでない良い映画でした。老人性痴呆症から記憶を失いつつある老女に老男性が、ある物語を何度も繰り返し読み聞かせている、、、、1940年代の身分違いの2人の出逢い、許されないロマンス、現在と過去を交互に映しながら物語が展開していく。良く仕上がっている、感動しました。最後に夫が妻に言った言葉が深かった。☆☆☆☆です。